木更津市の内科、糖尿病、甲状腺、禁煙外来、生活習慣病 ほたるのセントラル内科

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甲状腺

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甲状腺について

甲状腺は、首の喉仏(甲状軟骨)の下にある小さな臓器です。甲状腺ホルモンという物質をつくっており、右図に示すように蝶のようなかたちをしています。甲状腺ホルモンは、体温や血圧、心拍数を上昇させる作用があり、おおまかにいうとからだの代謝を活発にする働きをしています。従って、バセドウ病などで、甲状腺ホルモンが高くなると動悸や発汗などの症状がでてきます。逆に甲状腺ホルモンが不足してしまうと倦怠感や、眠気などの症状がでてきます。甲状腺は小さな臓器ですが、このように体調を調整するとても重要な器官です。

バセドウ病について

バセドウ病は、「甲状腺受容体抗体」という物質がからだの中にできて、甲状腺を刺激することにより甲状腺ホルモンが過剰に増えてしまう病気です。甲状腺ホルモンが増えすぎた状態は、甲状腺機能亢進症ともいわれます。代表的な症状としては、動悸や発汗、手のふるえ、体重の減少などがあります。原因は免疫の異常と考えられています。通常では免疫はからだの外からの細菌やウイルスの攻撃に対して働きますが、甲状腺組織に対して免疫が働いてしまう(自己免疫疾患)ことによって甲状腺が刺激されてホルモンが過剰につくられてしまう状態になります。バセドウ病の治療は、通常内服薬で治療することが多いですが、手術や放射線による治療の方法もあります。それぞれの治療には長所と短所がありますので主治医とよく相談して方針を決めるかたちになります。

橋本病について

橋本病は、別名「慢性甲状腺炎」という疾患です。甲状腺に慢性の炎症を起こすことから命名されていますが、大正時代に日本の橋本策博士(右の写真)という方が初めて発表したのでその名前がつけられています。バセドウ病と同じように自己免疫により発症すると考えられています。女性に多い疾患で、一説では40歳以上になると1割くらいの方がこの疾患をもっているともいわれています。自覚症状もなく治療の必要もない場合が多いですが、中には甲状腺ホルモンが不足してきて疲労感や眠気などの症状をおこし、甲状腺ホルモン剤での補充治療を必要とするケースもあります。甲状腺は全体に硬めとなり大きくなってきますが、逆に小さくなることもあります。甲状腺ホルモンが不足してきた場合は、更年期症状やうつ病などに症状が似ており間違われる場合もあります。

甲状腺腫瘍について

甲状腺の中にしこりができる状態のことをいいます。甲状腺のしこりで最も多いものが「腺腫様甲状腺腫」とよばれるものです。これは甲状腺細胞が過形成とよばれる変化を起こしたもので、厳密には腫瘍とは異なります。この場合は、しこりが複数できる場合もありますが悪性のものではありませんのでそのまま経過をみます。甲状腺にできるしこりの中には、腺腫とよばれる良性腫瘍や、まれにですが癌(悪性腫瘍)もあります。癌の場合は、基本的には手術による治療になります。ただ甲状腺にできる癌は、比較的進行のゆっくりとしたおとなしいものが多いということがわかっています。そのためごく小さい癌の場合はすぐに手術をせずに経過をみていくこともあります。また甲状腺には、嚢胞と呼ばれる液体のたまった袋のようなものもができることもよくあります。これは悪性のものではありませんが、なかには大きくなって圧迫感を感じたり、首が腫れているようにみえたりすることがあります。その場合には細い針を刺して、たまった内容液をぬくこともあります。

その他

他にも甲状腺の病気には、亜急性甲状腺炎、化膿性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎とよばれるものなどもあります。甲状腺の検査では、血液検査と甲状腺超音波検査(エコー)が主に行われ、これらの検査によってほとんどの甲状腺疾患を診断することができます。甲状腺はやや特殊な領域になりますので、気になることがあれば内分泌専門医にご相談いただくことをお勧めいたします。

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